半世紀ぶりに復活した「西塩子の回り舞台」、継続の危機!?
「西塩子(にししおご)の回り舞台」(茨城県指定有形民俗文化財)とは、ここ茨城の小さな里山~茨城県常陸大宮市西塩子地区で、200年ものあいだ受け継がれてきた、現存する日本最古の“組立式農村歌舞伎舞台”です。「回り舞台」を有し、大がかりな舞台ながらも「組立式」。公演後にはなんと潔く取り壊されて更地に戻されます。

昭和20年(1945年)以来、この舞台の風習は途切れ、数多くの貴重な道具も倉に納められたまま忘れ去られようとしていたところ、1997年、地元住民の並々ならぬ努力により、半世紀ぶりの舞台復元にこぎつけました。以来3年に一度のペースで、2019年までに実に9回の舞台組立てと地芝居公演を実現し、ありがたいことにさまざまな団体・組織から多くの評価や賞賛をいただきました。

しかし現在、舞台復活当時70程あった西塩子地区の戸数は50程に減少し、地元小学校も統合され、少子高齢化が深刻化しています。年々、西塩子地区のみでの保存・継承は困難を極めており、益々、継続の危機に瀕しています。せっかく復活させた素晴らしいこの“ワクワク”を、なんとしても未来へ継承していきたい!と私たちは強く願っています。そのためには皆さまの協力が必要不可欠です。多くのご参加、ご協力、ご支援をいただけましたら幸いです。
皆の力で、未来に繋がる大きな”ワクワク”を創りましょう!
応援のカタチはさまざま。
あなたもぜひ、関わってください!

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